薬じゃないけど…梅干しに頼る時

梅干しの健康効果を知っていますか?

特に調べたりしたわけでなくても、何となく「調子が悪いな、食べ物にあたった

かな、梅干食べておこう」と思う人いませんか?それは子供のころ「体に良いか

ら」とか「元気になるから」と梅干を食べさせられた記憶があるからではないで

しょうか。

 

現在は梅干にもバリエーションがたくさんありますが、昔(?)は塩辛いのと、

あまりの酸っぱさに食べるのが大変でした…と書いている今も唾が出てきてし

まいます(+_+)

 

しかし!これこそが「ウメボシ」のすごいパワーです。

と言うわけで、今回は梅干しのお話です。

 

 

   

    <目次>

  1.梅干しの健康効果

  2.梅干しの利用方法 〜それぞれの時代〜

  3.まとめ   

 

 

 

1.梅干しの健康効果


 

梅干しの効果は色々あるようですが、4つだけピックアップして簡単にご紹介し

ます。「これ!」と言うものがあったら梅干を食べてみましょう。

 

疲労回復・・・疲労の原因である体内にたまった乳酸を分解してくれるのがク

エン酸です。梅干しにはクエン酸が豊富に含まれていて、このクエン酸は乳酸を

エネルギーのもととなる物質に変換してくれます。

 

活性酸素の阻止・・・老化や生活習慣病、がんの原因ともいわれている活性酸

素をおさえてくれます。それは食べ物を食べた時に出る唾液の中に含まれる酵素

の働きによるもので、梅干を食べた時に出る唾液は量も多く、体に有効な働きを

します。

 

胃を守る・・・胃炎や胃潰瘍、胃がんの原因となるヘリコバクター・ピロリ菌

の活動を抑制する成分を持っています。また、胃腸を保護する粘液の分泌を高め

る事も出来るそうです。

 

抗菌作用・・・保存の技術が発達した現代でも食中毒は発生します。病原性大

腸菌O-157、黄色ブドウ球菌、サルモネラ菌などの食中毒菌の増殖をクエン酸が

抑えます。

 

その他にも・・・エネルギーを効率よく変換する事でダイエット効果、大腸の

ぜんどう運動を活発にする事で便秘を解消する効果が期待できる等々。

 

 

2.梅干しの利用方法 〜それぞれの時代〜


 

平安時代・・・村上天皇の時代に京の街に疫病が流行り、空也上人が梅干しと

昆布とともに庶民に茶を振舞って疫病よけしたと言われています。もともと漢方

薬として伝わった梅ですが、この頃はまだ食用としてではなく薬として扱われて

いたようです。

 

戦国時代・・・戦の時には梅干を携帯し、食べることで疲労回復、生水を飲む

ときには殺菌、傷口の消毒に活用しました。さらに、梅干の酸っぱさを思って出

る唾液でのどの渇きを潤したそうです!

 

江戸時代・・・庶民の家庭にも梅干しが登場し始めます。この頃、銀山で鉱山

病が問題となり、防塵マスクの始まりと考えられている「福面」が考案されます。

これは鉄製の枠が付いた薄絹の内側に梅肉を挟み込んで着用するもので、梅肉の

効果があったとされています。

 

明治時代・・・江戸時代にも発生したコレラが明治時代にも発生し、多くの死

者が出た時に、梅干しの殺菌力が見直されて需要が増えました。日清戦争時も軍

医が伝染病にかかった兵士に梅肉エキスを与えて完治させたと言う事です。

 

現代・・・やっぱり制菌作用でしょうか?お弁当に1つ入っているだけで安心

しますよね。もう1つ、つらい二日酔いの緩和が期待できます。二日酔いは、肝

臓のアルコール処理能力が追い付かずに起こりますが、梅干しには胃腸を保護す

る粘液の分泌を高めることが出来ます。アルコールは胃腸から吸収されるので、

お酒を飲む前に食べると胃の粘膜が保護され、二日酔いになってしまった時に食

べれば胃の粘膜の修復を助けてくれます。

 

 

3.まとめ


 

今では例えばお弁当も、梅干を入れなくても傷まない様にするグッズがたくさん

出ていますし、すっぱいし、地味な感じがするし…まさかこんなにすごい働きを

してくれるとは驚きでした(失礼💦)。しかもはるか昔から!

 

お酒の肴としても「梅キュウ」とか「梅肉のしそ巻」とか何も考えずに食べてい

ましたが、美味しいだけではなく、体にとってもよかったのですね。あと、お酒

を飲んだ後に緑茶やほうじ茶に梅干しを入れたものを出して頂いたことがあった

のですが、これもしかり。

 

スーパーパワーを持つ「梅干し」ですが、薬ではありません。でも、「ちょっと

梅干し」食べてみようかなと思いませんか?

 

 

 

スポンサーサイト

コメント