日本茶の温度で変わる味と効能

日本茶と言えば「カテキン」。カテキンは皆さんご存知、抗菌・抗菌作用が期

待できる成分です。その他にもお茶には色々な効能があるとされていますが、

効果を期待して飲むとなると「美味しく淹れる方法」とは少し変わります。お

茶を淹れる温度によって溶け出しやすい成分もかわります。

 

大まかに書いてみましたので気になった方はご参考まで(^^)

 

 

  

   <目次>

  1.温度で変わる味

  2.緑茶で期待できる効能

   ■殺菌作用

   ■ダイエット

   ■美容

   ■リラックス 

  3.まとめ

 

 

 

1.温度で変わる味


 

お茶の主な成分は旨味成分のテアニン、苦渋味を感じるカテキン類やカフェイ

ンです。旨味、甘みを感じるテアニンは60℃前後の低い温度でお湯に溶けだ

しますが、苦渋味成分のカテキンは高温になればなるほど浸出します。

 

日本茶イベント等で「熱くないとお茶を飲んだ気がしない」と言われることも

ありますが、旨味成分をたっぷり含む茶葉を熱湯で淹れてしまうとせっかくの

旨味よりも高温でどんどん出てくる苦渋味成分の方が勝ってしまいます。

 

と言う事は「効能」の前に「味わい」を考えた時、高温のお湯で淹れたお茶は

苦渋味が強く出て、低温のお湯でゆっくり出したお茶は甘み、旨味を感じると

言う事になります。もちろんお茶の種類にもよっても違いますので、茶葉を買

って来た時には、まずお茶屋さんの言う通りに淹れてみて(もしくは茶袋の裏

等にに書いてある基本の淹れ方をしてみる)、それから好みの味になるように

淹れ方を調整してください。

 

茶種に合った湯温で淹れる…例えば一煎目は冷ましたお湯で旨味を味わって、

二煎目を熱い温度で淹れて、キリッとした味を楽しむのも良いと思います。も

ちろん熱湯で淹れると美味しい茶種もあるので、その時々に合わせて茶種や、

湯温を選んでください。

 

 

2.日本茶で期待できる効能


 

成分はお茶の種類や収穫時期によっても含有量が変わります。

健康効果として挙げられる成分としては、カテキン・カフェイン・テアニン・

ビタミンC・フッ素・ミネラル・サポニンなどがありますが、これらは水溶性成

分です。水に溶けない成分にはビタミンA(カロテン)・Eや食物繊維などがあ

げられますが、これらを摂取するには茶葉を食べます(笑)。

 

茶葉を食べるには、茶殻をレンジなどで乾燥させてから砕いて「ふりかけ」にし

ても良いのですが、玉露や上級の煎茶は淹れた後の茶葉がとても柔らかく、飲み

終わった後の茶葉にポン酢などで味を付けて食べることができます。抹茶は葉っ

ぱを(碾茶のことです)石臼で挽いて粉にしているので食物繊維も取れますよ!

 

それでは、上記の成分はどのような効能になるのでしょうか?

殺菌・抗菌・・・カテキンが溶けだすように高温のお湯でいれます。食中毒や

かぜ、インフルエンザの予防。かぜ、インフルエンザの予防にはお茶でうがいす

るのもおすすめですが、熱いままだと危ないので冷めてからにしましょう(笑)。

 

ダイエット・・・運動の前に飲むとカテキンやカフェインの相乗効果によって

脂肪がエネルギー源として優先的に使われます。また、水に溶けない成分には便

秘を解消してくれる食物繊維が含まれています。

 

美容・・・緑茶のビタミンCは比較的熱に強く、美肌効果が期待できます。水

に溶けない成分にはビタミンA(カロテン)、ビタミンEがあり、ビタミンEは老

化防止、ビタミンAは皮膚細胞や粘膜細胞を健康に保つ働きがあります。

 

リラックス・・・旨味成分のテアニンには血圧降下や脳の神経機能に作用して

リラックスさせる効果があります。さらに、お茶の香気成分の中にはリナロール、

ゲラニオールが含まれています。リナロールはラベンダーに、ゲラニオールはロ

ーズなどに含まれる成分と同じで沈静作用があり、香りを感じるとリラックスで

き、疲労回復になります。

 

ここで、以前話題になった「水出し緑茶」の話題に触れておきます。お湯で淹れ

たものを冷ますのではなく、水で出した時に摂取できる成分ですので、お間違え

の無いように!

 

「ポリサッカライド」→ これはお茶に含まれる多糖類で糖尿病の予防効果があ

るといわれます。この成分は番茶の中でも秋頃、遅い時期に収穫された秋冬番茶

に多く含まれるそうです。

 

「エピガロカテキン」→ 実はカテキンには種類があって、このエピガロカテキ

ンは「水出し」した時に効果を発揮します。粘膜免疫系の働きを良くしてくれる、

免疫力がUPすると言う事です。

 

緑茶の中には上記以外にも色々な成分があり、それぞれの相乗効果でさまざまな

効能を期待できるのです。でも、薬ではありませんので、一杯飲めば効くと言う

ものではありませんし、その効果の為だけに過度に摂取したりしないようにご注

意くださいませ。

 

 

3.まとめ


 

もともと薬として日本に入ってきたものなので色々な健康効果が期待できる事は

嬉しい事です。でも、それだけではなくお茶の色、香り、バランスの良い旨味と

渋味を感じることが出来ます。しかも暖かくても冷たくしても美味しく、色々な

場面で活躍してくれる飲み物です。今回は健康効果について書いてみましたが、

その時々にピッタリな茶種、お湯の温度を選んでどんどん日本茶の活躍の場を増

やしてあげてください_(._.)_

 

 

 

 

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